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奈良県大和郡山市(JR郡山駅すぐ)
  1. セルフケアのために 〜こころの整理に役立つお話
 

セルフケアのために 〜こころの整理に役立つお話

2017/02/17 セルフケアのために 〜こころの整理に役立つお話

日々の心や身体の健康をセルフケアについて、みなさまのお役に立てたら幸いです。

 

○ 呼吸のこと

○ どんなふうに物事を捉えていけばいいか

○ 考え方の整理など

○ 心と健康に関するセミナーや講演会、ワークショップなどの情報



 

ひとは生きていく上で、さまざまな人間関係において、

「許せない」という、強い感情に見舞われる経験をすることがある。

 

クライエントさんの話を聴いていても、

友人の話を聴いていても、

また、わたし自身の経験においても、

「許せない」想いをする経験は、珍しいことではない。

 

そんなことを考えていたら、

この本に出逢った。

著者は精神科医だが、書かれている内容は学術的なことではなく、

さらっと読める。

 

ラカン派の精神分析を学んだ、ということで、

精神分析の概念を使って説明している箇所もあるが。

 

著者自身が、祖母や母を「許せない」と強く思うことで、

悩んでいることが、本書を記すきっかけになっているようだ。

 

目次は

 

第1章 他人を許せなくて悩んでいる人たち

第2章 なぜ「許せない」のか?

第3章 「許せない」を引きずる人の特徴

第4章 「許せない」という病から抜け出すための4つのステップ

第5章 「許せない」自分を許すために

 

という章立てになっている。


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文中に興味深い例え話があった(本書 58頁)

 

夜道、強盗からバックを奪われた際に、ナイフで腕を傷つけられたとして、

傷つけた強盗が、あなたを治療してくれるだろうか?

 

否。

 

軽ければ、自分で応急処置もできようが、

重症の場合は、そんなわけにもいかず、

治療してくれるのは医師や看護婦であり、強盗ではない。

 

同じく、心に傷を受けた場合も、

あなたに傷を与えた当の相手が心の傷を癒してくれるわけではない。

 

相手の謝罪や許しを乞うのを待っていて、自分が許すか許さないかを決めるのは、

宝くじに当たるのを待っているようなもの。

それでは、自分の人生は相手次第ということになる。

 

それより、相手がどうあろうと、

自分の人生を自分の手に取り戻し、充実した人生を送ることのほうが、

相手への「最大の復讐」になるのではないか…

 

※実は、ここで「最大の復讐」という表現自体が、

 まだ、相手へのこだわりがあるようで、「復讐」という言葉に違和感を感じたが…

 

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本書で提唱されている「許せない」から抜け出す4つのステップ、

というのは、なるほどなと思わせるところがある。

 

「許せない」と思うことの裏側には、

多くは、自分が傷つく体験がある。

 

だから、まずは

 @「傷つき」を認識すること。

 

次に

 A「傷つき」からくる

   自らの心に沸いた「怒り」の感情を受け入れること。

        (感情は「怒り」だけではないかもしれない。「悲しみ」「妬み」「失望」「驚愕」…)

 

これらが「十分にできたら」(⬅これが結構、重要だとわたしは思うので、この言葉はわたしの追記)

  B相手を「理解しよう」とすること。

  (これは単に、相手を「理解」しようとするのであって、

  相手があなたにしたことを肯定したり、相手に共感できるようになる必要はない)

 

そして

  C「許せない」関係にけりをつける。

 

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わたし自身にも経験があるが、

 

@、Aステップが十分に行われていない状態で、

安易に「許そう」としたり、BやCのことを行おうとすると、

 

返って、心身に負担がかかる。

無理にしなくていい、と思う。

 

十分に、傷つけられた自分を労わり、

十分に、怒りを表現するのがいい。

 

傷つきや怒りが大きくて、

自分のちからだけでは手に負えなければ、

安心できる場所、あなたをサポートし、

味方になってくれる他者がいるところで、行うのがいい場合もある。

 

Bの、相手を「理解しよう」とすることは、

結局は、「自分を知る」ことにも繋がる作業である。

 

他人を責めたり、逆に自分を責めたりしないで、

淡々と、客観的に見られるようになったら、

かなり、あなたの心の傷は回復してきている、と言える。

 

実際には、すんなりと@→A→Bと進まない場合も多いと思う。

行きつもどりつしながら、

 

しかし

「自分の人生を自分の手に取り戻す」という意思を持つ限り、

 

「時間薬」「日にち薬」のちからも借りながら、

気がつけばC「許せない」関係にケリがついている…

 

むしろ

Cは最後のステップというより、

 

「許せない」関係にケリをつけるという意思を、

自分がもって望むのか、望まないのか。

 

そこなんだろうなぁ、とわたしは思っている。

 

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「許せない」心でいる、というのは

ものすごい心のエネルギーを使うことでもある

 

そして、多分…

 

そのような心のエネルギーの使い方は、

究極は、自分の心を蝕んでいくのではないか、と。

 

「許せない」関係にケリがつく、と

心がこんなにも軽やかになるものか、

とも、わたしは感じている。

 

 

 

 

 













 


 

少し、日が経ちました。

先日、自分自身の研修のために、

 

「薬に頼らず、うつを克服する方法」

 

という掲題で、関西カウンセリングセンター(淀屋橋)で行われた講座に、

出かけてきました。

 

講師は、秋田巌先生。

京都文教大学臨床心理学部の教授であり、

長年、精神科医として臨床でも、ウツの患者さんに向き合ってこられた方です。

 

カウンセラーという仕事に関わっておりますが、

実は、わたし自身も「うつ」に陥って、苦しんだ経験があります。

 

逆にそのとき、経験してくぐり抜けてきたことが、

今の仕事に役立っているとも言えますが。

 

わたしは、西洋医学的な視点や、

薬の服用は全面的に否定するものではないと思っています。

 

しかし、こと神経症レベルのウツに関しては、

薬の服用だけでは、よくならない…とも思っています。

 

先日の講座では、秋田先生は軽症〜中程度のウツは、

薬に頼らず克服することは十分可能だ、とおっしゃっています。

 

  ※どの程度が、軽症〜中程度かという目安について。

   どうにか、こうにか会社へ仕事に行けるレベルは中程度、ということでした。

 

冒頭の画像は、先生が最近発刊されたご著書です。

『うつの人の風呂の入り方』というタイトルですが、

本書は風呂の入り方だけをご指南されているわけではありません(笑)

 

ウツ状態に陥りますと、多くの人は細かい字を読んだり、

論理的にじっくりと考えることが困難な状態に陥ります。

 

そんな方たちのためにも読みやすいようにと、

とても平易に、普段の過ごし方について、

 

そして

とても実践的なことが書いてある本です。

 

うつ病の患者さんを抱えるご家族の方にとっても、

役立つ本ではないか、と思います。

 

著者の秋田先生ご自身は、

関わってきた多くの患者さんたちが教えてくれたことを、

本にまとめました、とおっしゃっています。

 

先生の講座での話を聞きながら、

また、自分自身の体験を通しながら、

「そうそう」と頷けることが、多くありました。

 

この本のなかに書かれていることは、

現在、ウツという状態にない方たちでも、

ご自身の健やかな生活のために、役立つことも多いと思います。

 

わたしが「そうだ、そうだ」と頷けたその一つを、

ご紹介します。

 

「考えるべきこと」

「考えても仕方のないこと」

 

この2つを、区別する

これらを普段から、自分で区別するちからをつけておくことは、

とても大切かな…と思うのです。

 

「考えるべきこと」というのは

なにか問題が起こったとき、あるいは問題が想定できるとき、

〈具体的〉に対処できる方法などについて考える、ということです。

 

ミソは〈具体的〉であること。

 

「考えても仕方ないこと」

というのは、多くは〈漠然〉としています。

 

〈漠然〉とした〈予期不安的なこと〉だったり、

自分の頭の中でどんどん、自分が膨らませていく〈妄想〉だったり。

 

あるいは

過ぎてしまったことへの、必要以上の〈後悔〉とか〈執着〉だったり。

 

ま、

「考えても仕方ないこと」というものに囚われる自分も、

 

ある意味、

それが自分にとって〈必要〉だからやっている、という部分もあって、

 

これもまた、

わたしは「考えても仕方のないこと」を考えてはいけない、

というつもりは、全然ないのです。

 

ただ

「考えても仕方ないこと」なんだけど、

 

今、自分はそれをやっているなぁ…その状態なんだなぁ…と《気づいている》のと、

気づかずに、その状態に《巻き込まれている》のとの、差は大きい。

 

精神的なダメージが大きく、ウツ状態までに陥ってしまっているときは、

「考えても仕方ないこと」に否応なく《巻き込まれている》状態とも言えましょう。

 

願わくば、心的なエネルギーがあるときに、

 

「考えるべきこと」

「考えても仕方のないこと」

 

これらを区別する…

このことを普段から、自分の中で区別できる智慧を養っておくと、

自分の心身の健康のために、随分と役立つ…と思います。



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因みに、本書の帯ウラには

「うつ病を一瞬でよくする魔法」の数々…って、

あるんですけどね…(苦笑)



 

 

確かに、ウツ状態、早くどうにか、って

本人も周りも思うこと、多いと思いますが。

 

う〜ん

「一瞬」で治る、ってない、って

わたし的には思うんですけどね。

 

でも

自分なりの「工夫」と「意思」で

ウツ状態を抜け出したり、うまくつきあうことは、

必ずできる!と、わたしは思います。



あ、それから!

 

・身体を温めること

・Earthing(アーシング)…自分が大地の上にしっかり立っている感じを培うこと

 

この大切さも、秋田先生は伝えておられます。

わたしも、同感です!

 

今、うつでしんどい方も、

なんとか薬に頼らず、ラクになって、

生き生きと過ごせるようになっていかれますように、

心から願ってやみません。

 



























































カウンセリングルーム樹喜

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